那覇市プログラミング講座事業

こんにちは、株式会社CODREAです。私たちは那覇市からの委託を受け、2025年8月から12月にかけて那覇市プログラミング講座事業を実施いたしました。

この講座は、「すべての子どもたちに、未来をひらくIT教育を」という想いのもと、那覇市内の小中学生を対象に無料で実施された公共性の高い教育事業です。市内2拠点（那覇市IT創造館・Education Lab）を中心に、計4つのコースを開講いたしました。

実施コースと取り組み内容

定番のビジュアルプログラミングScratchを使用し、さつまいもを食べるゲームや迷路を突破するキャラ制御ゲームなどを制作。生徒たちは論理的思考力を養いながら、楽しみつつ試行錯誤を重ねてプログラム構築を行いました。

Minecraft Education Editionを活用し、**Agent（エージェント）**と呼ばれるキャラクターを使って自動建築を体験。ブロック配置や座標管理をプログラミングし、「豆腐ハウス」と呼ばれる箱型建築物の制作に取り組みました。

次世代社会「Society5.0」をテーマに、デジタル社会の仕組みやブロックチェーン技術の基礎を学習。コイン型NFTやトークンの概念を、紙やワークシートを使って体験的に理解する授業を展開しました。

3Dソフトを使って建築物の設計や操作練習を実施。回転、拡大、複製、立体配置といった基本機能を体験し、自分だけの立体構造を制作。

毎回の講座には、定員満席の日程も多く、キャンセル待ちも発生するほどの人気ぶり。複数回の参加によって授業に慣れた児童も多く、中には3回すべてに参加しデジタル名刺をゲットした子もおりました。

また、平日開催の個別対応では、不登校の児童や通学が難しい家庭の子どもにも学びの機会を提供することができました。

受講者数・保護者の声を踏まえ、来年度は開催拠点の追加や機材・人員の拡充を視野に入れた体制強化を提案予定です。

那覇市プログラミング講座を通して、私たちは「子どもたちの可能性は無限大」であることを再認識しました。今後も地域と連携しながら、子どもたちに夢と技術を届けられるような取り組みを続けてまいります。